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ある日のこと。Vol.14
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し〜〜〜ん・・・・
カチカチカチ・・・かちかちかち かあちゃんは忙しかった。 カチカチカチ・・・カチカチ よっきーは暇を持て余していた。 しかし、こっきーと騒げば叱られる。 なんぞ面白い事はないかいな。。。 ひとり考えるよっきーであった。 |
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し〜〜ん・・・
相変わらず静かだった。 カチカチカチカチ・・・かちかち山 かちかち山とゲンコツ山は何の話やったやろ? などと、のん気な事を考えてる余裕はなかった。 しかし、それにしてもこの長時間の静寂はなんだ? ふと、辺りが気になるかあちゃんだった。 |
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あぁ〜?なっ、なんだぁ〜?
よっきー・・・・。 一体なにやってんねん? こっきーもなにやってんねん? かあちゃんは、ごっつい冷え性なので綿毛布を ひざ掛けの替わりに使っている。 そのうちの一枚を、頭からすっぽりかぶって 寝ているよっきー。 その隣には、めずらしく静かなこっきー君。 |
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こ、これはっっ!!
取り急ぎ写真を撮らねば!! しかし、神経質なよっきーを目覚めさせないよう にカメラを取りに行くのは、至難の技・・・。 抜き足、差し足、忍び足・・・。 自分の家にどろぼうに入った気分であった。 カシャ、カシャカシャ。よしっ!撮ったぞ! しかし、一体なんでこんな事になってるんや? |
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もぐったのか?
だが絨毯の上にペッチャリ置いてある、柔らかい 綿毛布にもぐるのはかなり難しいはず・・・。 一体どうやってくるまったんやろ? う〜〜〜〜む・・・。 |
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ま、まさか
自分で掛けた? こうやって・・・。 |
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そんな馬鹿な・・・。
人間用の毛布がそんなに軽く 簡単に扱えるはずがない。 |
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もしや・・・。
こっきーが掛けたのか? いや!しっかりくるまって寝ているではないか! ということは、こっきーではない。 |
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こんな風に
きれいにくるまっているのだ。 |
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う〜〜む・・・
謎じゃ・・。さっぱりわからん。 それにしてもよく寝ている。 この環境がよっぽど気に入ったらしい。 |
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スヤスヤスヤ・・・。
こんなにそばで写真を撮っても 全く起きる気配がないよっきー君。 けど、暑うないんやろか? 絨毯の下はホットカーペットになっていて かなりぬくい温度になっているが・・・。 も、もしや、よっきーも噂のコタツ犬か!? |
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