マンガタイトル

ある日のこと。Vol.18

1
スヤスヤ〜〜


ZZzzzz・…

いつも考えこんでいる哲学犬、よっきー君は
寝顔もこんなにしぶい哲学顔である。


昼寝しながらフロイトせんせ〜の

夢判断でも読んでいるのだろうか。。

こういう寝顔を見ると、触りたくなるのが人情。
2
ピトッ!…


パタパタパタ〜♪

ピトッ!…

パタパタパタ〜♪


寝ていても手を乗せると尻尾は反応する。

やっぱりよっきーはおかんに触られるのが

好きなのね〜♪ うっふ〜〜ん♪
3
などと…

大きな勘違いをした楓おかん。。。


よせばいいのに、ある実験をしてみた。

名づけて「よっきーの愛情度測定実験」

(そのまんまやんけ・…)

ふと見ると、テーブルの上にタバコがあった。。

よっきーに乗せて見た。

尻尾は動くはずもない!と、確信しながら…。
4
パタパタパタ〜♪


ゲゲゲッ〜〜〜。

な、なんでパタパタすんのよ〜〜!!


楓おかんは呆気に取られてしまった。


・・・・・・・・・・。

なにかの間違いやわ!と、思い直したおかん。
5
気を取り直し



もう一度実験開始。

らんらんら〜ん♪

今度はこれにしてみまひょ♪


と、冷たいライターを乗せてみた。
6
・・・・し〜〜〜〜〜ん。


パタパタパタ〜♪パタパタ〜♪

   
グワァ〜〜〜ン〜グワァ〜〜〜ン。( ̄○ ̄;)
 
ラ、ライターに負けた・・・・。

座ったまま倒れそうになるおかんであった。
   
7
そ、そうだわ!!


重さがいけないのだわ!


もっと軽いものをそっと乗せてみまひょ♪

と、ボールペンを乗せてみた。

パタパタパタ〜♪パタパタ〜♪


ボ、ボールペンにも負けるなんて…。(-_-;) マズイ

8
な、なんでぇ〜(TT)


かあちゃんはとても悲しかった。。

そして、だんだん頭にきて意地になった。

今度はカタログを乗せて見た。

こんな重いものには反応するまい!!



徐々に実験の目的を忘れるおかんであった。


9
うがぁ〜!


ことごとく期待を裏切られたおかん。

どんっ!!

とうとう足を乗せる始末。。
   
パタパタパタパタパタパタ〜♪


よっきー……。

君って一体??
 
10
クンクン。。


兄ちゃん、寝とるんかぁ〜?

と、おもちゃ遊びに飽きたこっきー君登場。。


こっきーは、なぜかあまり眠らない犬である。
   

   
そ、そうだ!!こっきーだ!!
11
きみきみ・・


ちょいと、こっきー君。

兄ちゃんに乗ってみたまえ!

し〜〜〜ん・・・・・・・。
   
ブッハハハハハハ〜〜〜



尻尾が、シッポが、しっぽがぁ〜。


              こいつには勝った!!

よっきー 2歳5ヶ月 体重 6.8Kg  こっきー 1歳3ヶ月 体重 7.1Kg の頃のできごと。


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