マンガタイトル

ある日のこと。Vol.11

スキスキ、かあちゃん。
かあちゃ〜ん♪デレデレ〜〜♪


よっきーは、かあちゃんが大好き!

暇さえあれば、いや、いつも暇だけど。
かあちゃんに甘えて膝に乗ってくる。
かあちゃんもよっきがー大好き♪

どこがそんなに好きかと申しますと。

かあちゃんは、たいそう冷え性なんで
よっきーの膝ぬくめ攻撃が、大好き!

よっきーは、本来、膝ぬくめ犬なので
かあちゃんの冷え切った膝が、大好き!

これは俗に言う相思相愛であります。
ハッ!また兄ちゃんが甘えてる。
ハッ!兄ちゃんが・・・。


こっきーは、かあちゃんよりオモチャが大好き!
暇さえあれば、いや、いつも暇だけど。
よっきーから取り上げたオモチャで遊んでる。


しかし、たいそうヤキモチやきなので
よっきーが、かあちゃんに甘えていると
とても悔しくてチョー頭にくる!


これを目撃すると愛人のオモチャを捨てて
かあちゃんの元に戻る。


これは俗に言う不倫の結末であります。
こっきー、顔面アターーーック!
ダダダ、ドーーーンッ!!
  うわぁぁぁ〜〜。



恐怖の石犬頭?でよっきーに突撃!
ギャァァ〜〜〜。・・・・・。

やせっぽっちのよっきーは、はるか彼方へ!

な、なんちゅうことするんや!こっきー!
ほんに酷いことをする小僧じゃ・・・。

あ〜〜こっきー君、きみねぇ。
もう少し兄を立てることができんかね?


こっきー⇒はい!できませんっ!!
でへでへ、かあちゃんはぼくのもの。
かあちゃ〜〜ん、好き好き♪


まったくしょうがないなぁ・・・。
しかしまぁ、たまには遊んでやらないとな。

うりうり、こっきー君。コチョコチョ。
ひゃひゃひゃ、くすぐったいよぉ。

やだぁ〜〜、かあちゃんたらぁ〜〜。
ウキャキャキャ。ヒャヒャハッ・・。


その頃、部屋の隅では・・・。

よっきー君がスダレと化していた。
うっうっ・・・うっぅぅ。。
うっうっ、うぅぅ・・。


うっうっ、うぅぅ・・。
かあちゃん、ひどいやんか!

こっきーは、おらを突き飛ばしたのに
なんで怒らんと可愛がってるんや!!


うっうっ、うぅぅ。

ひとり嗚咽するよっきー君。

鼻水たらして泣くよっきー君であった。
ほとんど相手にされてないとうちゃん。
う、うわ〜〜〜ん。。
   え〜〜ん。ビャーーーッ。



あのぅ・・・よっきー君。
お取り込みのところ大変恐縮ですが・・・。
とうちゃんの膝の上も空いてるんですが・・。

う、うわ〜〜〜ん。。あ〜〜ん、え〜〜ん。
やだ〜〜。とうちゃんの膝なんかぁ〜〜!

とうちゃん⇒へっ?なんで?
よっきー ⇒だって、やなんだもん。

ご覧のとおり本来の職務に大変忠実な!
忠犬ヨッキー公・・ではなく!あくまでも

冷たい膝のみに拘るよっきーであった。

よっきー 1歳9ヶ月 体重 6.6Kg  こっきー 7ヶ月 体重 7.3Kg の頃のできごと。


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